From: ●●●●
Sent: Friday, April 18, 2014 5:36 PM
To: takematsu
Subject: Re: 武末です
お疲れさまです
今日は、とても暇だったので、先生とお客さまとのメールのやり取りをじっくりと読みました。
僕はまだ、ここまで深刻に悩んでいらっしゃる方の相談を受けたことがないので、正直おどろいています。
そして、苦しんでいらっしゃる方のお気持ちやその悩みが少しでも改善された時のお気持ちを拝見した時に、何度も涙が出そうになりました。
僕には以前、こんな経験があります。
母から引き継いだ、1番大切にしていた(つもりの)お客さまです。
今現在は50代後半だと思います。
薄毛を気にされていました。その当時、ウチでできることは、良いパーマ剤と良いカラー剤に変えることしかありませんでした。
それでもお客さまは「ボリュームがでたやろ?」とか「髪、増えたやろ?」と喜ばれていました。
でも正直な話し、僕はそう思っていなかったので「あっ・・・うん、えーと、そうですね」と、あいまいな返事しかできませんでした。
良く言うと、うそはつけなかったから・・・
でもその度に「あんた、いっちょん褒めてくれんよね」と言われてました。
結果、以前勤めていたスタッフのところへ通うようになられました。
僕なりに誠実に接したつもりが、結果お客さまを傷つけ、怒らせ失客してしまうことに・・・
冗談のように言われていましたが、僕が思っていた何十倍も悩まれていたんでしょうね。
なすすべが無いとは言え、当時はホントにショックでした。
それから1年くらい経って、車で走っていると、その方を偶然見かけました。
驚いたことに、頭頂部には、ポッカリと穴があいてるように見えました。
一瞬のことだったので、もしかしたら、たまたまその日のセットがそう見えただけかも知れませんが・・・
何を伝えたいのか、良くわからなくなってきましたが、これからは、こんな想いを僕もお客さまもしなくていいように、頑張ります。
僕も先生や堀内さんみたいに、たくさんの人の笑顔・ありがとうをもらえる美容師になりたいと思いました。
メールのみなさんが、今も笑顔で過ごされてるのが目に浮かびます。
なんだか、ホントに変なメール送ってすみません。
感動と懺悔の気持ちが、同時にやってきて、なんだか訳わからなくなってしまいました。



From: takematsu
Sent: Friday, April 18, 2014 6:16 PM
To:●●●● ●●● ●●●●●●
Subject: Re: 武末です
●●先生
ご連絡ありがとうございます。
当時は、
いま目の前にいる方の力になりたい一心で接していました。
それが今につながっているのだと確信します。
悩み掲示板でのやり取りや
直接メールしてきた方とのやり取りを見て、
我ながらあの頃は良くやってたなぁ、なんて思います。
1通のメールにかかる時間は、
20〜30分は当たり前。
2〜3時間かかることも少なくありませんでした。
もう一度1から始めたら
おそらく出来ないだろうと思います。
過去は、
今を形作るために必要なことだと捉えています。
お母さまから引き継いだ大切なお客さまも
いまを形作るために必要だったのだと思います。
おっしゃるようにそれを糧にして、
これから先の方々に対しどう接するかです。
それを気付かせてもらっただけで感謝ですね。
頑張りましょ!(^^)
武末 伸一



From: ●●●●
Sent: Friday, April 18, 2014 6:49 PM
To: takematsu
Subject: Re: 武末です
はい、ありがとうございます
すべての事柄は、これからのために必要不可欠なコトだったんですよね
絶対に頑張ります

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