(福岡県 30代 女性)
私がオールージュを知ったのは昨年12月のことでした。
その年の夏ぐらいから気になっていた抜け毛の話を母としていた時、
何気に後頭部を触った手に感触がなく、母に見てもらうと「髪がないよ」と言われたのです。
慌てて伸ばしていた髪をかきわけ鏡で見てみると、楕円形にすっぽり髪が抜け落ちていました。
自分に何が起こっているのか訳が分からず、それからはネットで「抜け毛」「うす毛」などで検索をかけ
病院、口コミブログなど読みあさりました。
とりあえず何かすぐ出来ることと思い、通販で売れ筋のシャンプーを購入してみました。
ただその時はすでに髪を引っ張られているような頭皮の痛みと痒みもひどく、
洗髪時の抜け毛は300本ほどあったため髪を洗うこともくしを通すことも怖くなり始めていました。
そんな中、ネットでオールージュのホームページを見ました。
同じ福岡県ではあるものの決して近くない距離に少しためらう気持ちもありましたが、
とりあえず電話をしてみました。
助けてほしい気持ちで状態を話した私に電話の向こうから穏やかなでもしっかりした声で「大丈夫ですよ」
と返ってきました。
それだけで心が少し楽になり一刻も早く診てもらおうと、
二日後に予約を入れ不安な気持ちと期待とでオールージュを訪ねました。
診断の結果は、多発性円形脱毛症でした。
大小合わせて10コ以上脱毛箇所があり頭皮も茶色くなっていて、危険な状態だと言われました。
武末さんは自分の抜け毛体験や同じ悩みで施術を受けたお客さんの話をしてくれました。
そして必ず元の髪を取り戻せると言ってくれたのです。
決して安くない料金でしたが決心するのに時間はかかりませんでした。
何かやらないと不安でたまらなかったというのもありましたが、
何よりも必ず良くなると断言してくれた武末さんの言葉を信じようと思ったからです。
その日初めての施術では洗髪で約1000本抜けました。
その黒い塊を見た時は鳥肌が立つような恐怖と不快感が襲ってきました。
それから施術を受けに毎週末片道2時間かけて通いました。
毎日酵素食品を取り、2時までに就寝、ケアも怠らずにやっていましたが、
抜け毛が一向に減りません。
洗髪時には排水溝にたまる髪をみるのが怖くて、
その後、たまった髪の束をみて、鏡を見るのが怖くなり…という感じで とにかく朝から晩まで髪のことばかり考えるようになっていました。
電車では席が空いていても座らずドア使くに立つようになり、
同じ境遇の人を探しては自分の慰めにしてました。
その頃、両親はオールージュの事を不審に思ってたようで
「行き始めてからひどくなっている」とか「そんなネットで見つけたような所信じられん」 とか言われ何度も心が折れそうになりました。
事実、施術では通常の3倍ほど抜けるのでうす毛が加速しており、
オールージュに通う足が徐々に重くなっていました。
でも毎回薄くなった私の頭を自分のことのように辛そうに見る武末さんの顔を見て、
「私の気持ちを分かってくれてるんだから頑張らなくては」という気持ちが強くなりました。
通い始めて2ヵ月ぐらいたった頃、外出ときには帽子は必需品となっていましたが、
会社でも被っていいと言ってもらえたおかげで気持ちが少し楽になりました。
髪はいつか取り戻せても、時間は取り戻せないのだから、
同じ1日を憂鬱な気持ちで過ごすより楽しく過ごそうと、 心のスイッチを切り替えることができるようになったのです。
ある日デパートのウィッグコーナーに行ってみました。
帽子からウィッグに変えてみようかなと考え始めてたからです。
そこで以前発毛センターで働いていたという店員さんに頭皮を見てもらうと、
ウィッグを買うのはもう少し待ってみたらと言われました。
「頭皮はかなり改善していて、もうすぐ新しい髪が生えてくるよ」と言ってもらえたのです。
商売よりもお客の立場に立って接客してくれた店員さんに感謝し、買わずに帰りました。
それから間もなく、オールージュに通い始めて3ヵ月ぐらい経過した頃、
本当に新しい毛がどんどん生えてきました。
両親や友達もその改善の速さにびっくりして、みんな声をそろえて、
「よかったね!」と自分のことのように喜んでくれてます。
そしてあんなに不審に思っていた父が最近「俺も行こうかな」
と冗談まじりに言ったことがオールージュの凄さを認めた何よりの証拠です。
そして今、改善したから思えることなのかもしれませんが、私はこのつらい経験に感謝しています。
当然と思っていたことが、そうで無くなったからこそ、
日常の些細なことにも感謝しないといけないのだということを再認識できたからです。
オールージュ武末さん、堀内さんとの出会いにも感謝です。
現在私と同じような、またもっと辛い思いをしている人がたくさんいると思います。
諦めず、希望をもって、勇気を出して一歩前に踏み出してほしいと思います。
そして、
そんな人達を「いつでも温かく迎えてくれる美容室があること」も知ってほしいです。
武末さん、堀内さん本当にありがとうございました。